お風呂イヤイヤ期
JUGEMテーマ:認知症
こんばんは。
介護家族カウンセラーのたまごです。
うちのおばあちゃんは、
元気な頃から温泉には絶対に入りたがりませんでした。
理由① 老いた体を人に見られるのが嫌だから
理由② 年をとると、湯船でついうっかり・・・してしまうから
理由③ 自分の体を鏡で見ることに耐えられないから
そんなこと言っていました。
意外と、③の理由を言う方は多いですよ!
それでも以前は、自宅のお風呂は入っていたのですが
認知症が進むと、お風呂に入ることはなくなりました。
少し前まで
「夜寝る前にはお風呂に入るものだ」
という感覚は残っていたようで、
「おばあちゃん、お風呂入った-?」
と聞くと、
「夜寝る前にはちゃんとお風呂入るったな~」
という返事が返ってきます。←実際には入っていません。
入ったか入っていないかは、覚えていなくても
長年の習慣はちゃんと覚えています。
料理や、掃除に関しても
「昔できていた」記憶
に基づいて生きているので
人には、「ちゃんと家事を全部している」と言います。
家事のアドバイスもちゃんとできるんです。
認知症の方は
頭の中に思い描いている自分と
実際の生活が
一致していないことが多々あります。