病気じゃなくて人間を見る
こんばんは。
介護家族カウンセラーのたまごです。
今日の本はコチラ ↓
「こころ 上手に 生きる」
日野原重明先生の本です。
様々な方のお手紙や、祈りの言葉も紹介されています。
病ではなく
その方の全て
「人間」
を看る。
人の最期に
有終の美を添える。
そんな日野原先生の
優しい言葉にあふれた一冊です。
病や、看取りが題材ですが
「生きること」
が書かれています。
今読んだことが
時とともに熟成されて、
親を看取らなくてはいけないとき
自分が最期を迎えるとき
今生きていくために
支えになると感じました。
介護、看護、病などが
まだまだ身近ではない方にもおすすめです。
わたしはクリスチャンではないし
先祖が眠るお墓はあるけど、
そんなに信仰心が強くもないです。
それでもきっと人として大切なことは一緒なんだと思います。
最後に、今、
こころに留めておきたいと思った祈りの言葉を引用して終わりたいと思います。
神よ、変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気を我等に与え給え。
神よ、変えることのできないものについては、
それを受け入れるだけの落ち着き(セレニティー)を与え給え。
そして、変えることのできるものと、
変えることのできないものとを、
見分ける知恵を授け給え。—「こころ上手に生きる」P60—