歳をとると 悲しいことが増えてくる
JUGEMテーマ:こころ
こんばんは。
介護に悩む女性のためのカウンセリングルーム 季の実 庄司です。
ある、ご高齢の方が、
「年寄りは、どんなにきれいにしていても、年寄り扱いしかされない。」
「年寄りというだけで、汚くなるんだ。」
と、言っていました。
とても 悲しくないですか?
「人」ではなくて「お年寄り」としか扱われない。
そんな悔しさや、悲しみのこもったお話を伺ったことが
今までに何度もあります。
というか。
ひとり暮らしのご高齢の方、ほとんどがそう言います。
「おじいちゃん(おばあちゃん)、汚い」
と言われるという話も、少なくないです。
そりゃ
歳を重ねれば
シワも、シミも増えるし
食べ物だってこぼすし
口元が緩くなってきたりもするし
多少、だらしなくなったりもします。
そして
理解したり、考えたりすることも
ゆっくりになります。
早口だったり
声が小さいと
聞き取れないこともたくさんあります。
だけど
それが歳を重ねるということ。
歳を重ねて
長生きしたら
こんな悲しい接し方をされるなんて
嫌ですよね。
「お年寄り」
とひとくくりにする前に
その方がそれまで生きてきた背景を
想像する
それだけでも
悲しい接し方をしなくてすみます。