自分の命は 自分が1番わかるのかもしれない
JUGEMテーマ:こころ
こんばんは。
介護家族カウンセラーのたまごです。
今日は、いつもの認知症の祖母ではなく
もう他界した祖母の話です。
父方の祖母は、長いことC型肝炎で闘病し
やがて、ガンに移行していきました。
肝臓以外にも
あちこち手術をしましたが
常に病気とも、人生とも戦い続けているようでした。
ものすごく気丈で、弱音を吐くことがないので、誤解をされやすい人です。
そんな祖母が、最後の入院の時
治療を拒むようになりました。
粘膜からの出血が止まらなくなり、
全身のむくみもひどくて、
かなり苦しかったはず。
せん妄もあり、不思議なことを言うことも多かったのですが
会話はできていました。
入院してまもなく
「もう、何をしても死ぬんだから、治療はしなくていい」
という意味のことを会うたびに言うようになりました。
弱音を吐くというよりは
「まもなく死ぬ」ことを言い聞かせる感じです。
祖母の死が近いことを受け入れられずにいる父には、
そんな話は一切しなかったそうです。
最期のときまで、
祖母なりに家族を気遣っていたんでしょうね。
祖母に
自分の死期はなんとなくわかること
を教えてもらいました。