「どう生きるか考える」
「生きる」こと。
健康なときにはあまりにも当たり前のことだけど
本当は奇跡に近いことだと思うのです。
先日、緩和ケアのセミナーで
ご講演された先生の本。
あのね、かなちゃんに聞いてほしいことがあるの-緩和ケアが音楽を奏でるとき
緩和ケア。
どんなイメージを持っていますか?
「がんになって、治療のしようがない人が、苦しまないためのケア」?
・・・
この本には
「がん」で自分がどんどん崩壊していくなかで
もう一度自分を取り戻し
生ききる人の姿
傍らで寄り添い、支える人の姿が書かれています。
そして、今、読み終わってからも
根底にずっと音楽が漂っているような感覚です。
・・・・
わたしが中学生の頃。
まだ、本人にはがんの告知もしないことが一般的でした。
そして、祖父母3人はがんでした。
中学生のわたしにはどうしても納得がいかなかったことがあって。
「どうして、本人が生きようとしているのに、家族が死に支配されてしまっているのか」
ということ。
一生懸命調べても
緩和ケアは遠いところの話でした。
この本のような
時間の過ごし方ができていたら・・・
と思わずにはいられません。
さいごのさいごまで
たった一つの人生
交換できない人生を生ききることは
その家族にとってもかけがえのない財産になるんです。
もちろん
苦しかったけれど
祖父母の病に向き合う姿は
わたしに「生きる」姿を刻んでくれました。
できることなら、
もっと一緒に生きることを大切にしたかったなぁ。
・・・・・
緩和ケア。
わたしは
「さいごまでその人らしく、自分を取り戻して生ききる」こと
だと感じました。
本人と同じように家族は辛いです。
苦しみを共有はできないからこそ
ある意味、本人以上に辛いときがあります。
そんなご家族の役にたてることは無いのかと
自分の原点を思い出す1冊でした。
*************************************
出張アロマハンドトリートメント ⇒ ♡
季の実 メニュー ⇒ ❁
季のカフェ -toki no cafe-
「介護とわたしのライフプラン」ワークショップ
⇒ ✎
*******
季の実ブログ
月:カウンセリングルーム情報
火:ココロと介護~介護される人編~
水:ココロと介護~介護する人編~
木:ココロと介護~これから介護かも?編~
金:本棚
土:アロマ/メニュー/健康/その他
おおむねこんな感じで更新予定です(^^)
*******