「ふむふむ療法」はたまにで良いんじゃないかしら
JUGEMテーマ:こころ
こんばんは。
介護家族カウンセラーのたまごです。
4年前に新幹線でたまたま隣に座った
65歳の超絶パワフルな女性から教えてもらったこと。
「お年寄りには、『ふむふむ療法』が一番良いんだよ」
そのかたは、元看護師さんで、
事業を立ち上げて、今は老人ホームも経営しているのだそう。
その方曰く、
どんな人でも、「ふむふむ」って話を聞いてほしいんですって。
否定をしないで、相手の話を繰り返しながら聞くのがポイント。
「聴く」とは
十四の耳で心を「聴く」
これは良く聞きますよね。
この女性はさらに、
「どんな人でも、対等に聴いて、聞き流して良い話か、
受け止めて暖めて相手に返すか判断しなさい。」
そうおっしゃっていました。
「暖めて返す」
なんてステキな考え方だろうと、感動したのを覚えています。
とはいえ、自分の親となると、
「ふむふむ」ばかり言ってられないものです。
逆に家族だからこそ
ケンカもできるし
ぶつかることができます。
なので、家族は「ふむふむ療法」はたまにで良いんじゃないかな?
って思っています。
ふむふむが必要な時だけ頑張って「ふむふむ」しましょう。
介護する人が元気じゃなかったら
介護される人も辛くなっちゃいます。
優しくできないときは、できなくても良いんです。