思い出作りは誰のため?
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こんばんは。
介護家族カウンセラーのたまごです。
先日、写真の整理をしていたら、
昨年、祖母とお花見に行った写真が出てきました。
歩く距離は短いところで
車で少し遠出をしました。
写真には、とても嬉しそうに母に腕を絡ませる祖母が写っています。
いつもすまし顔で写る祖母ですが、
このときは、写真を見ただけでほほえんでしまうような笑顔。
母的にブログに顔が出ることに抵抗があるので
写真を使えないのが本当にザンネン!
祖母は、
昨年よりも歩けなくなったので
こんなふうに今年も一緒にお花見に行けるかは微妙なところ
以前、お知り合いのおばあちゃんは
「今年も桜を見ることができたことが、本当に嬉しい」
と話していました。
歳を重ねると
今年できたことが
来年もできる保証は全くなくて。
昨年、一緒に行っておいて
本当によかったなと思うのです。
祖母の記憶には
全く残っていませんが。
笑顔の写真を見ると、
それを見た本人も
「楽しかったんだな」
と感じるので、写真を残しておくのもステキなことだな
と改めて感じました。
と同時に、
写真を見て
「こんなに楽しい時間を一緒に過ごせた」
と思えることが、
本人よりも、周りのわたしたちの救いにもなるんです。