病は気持ちを弱らせる
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JUGEMテーマ:認知症
こんばんは。
介護家族カウンセラーのたまごです。
先日、祖母が風邪をひいたと思ったら
誤嚥性肺炎でした。
熱と、痰がひどくて
入院してしまいました。
祖母は認知症です。
なので、自分が今「肺炎」だということがわかりません。
痰で呼吸が苦しいし
熱もあるし
身体がこわいし
帯状疱疹の痛みも出てきてしまっていました。
その症状は感じるんです。
なので、
「もうこんなんなって・・・みんなでちゃんとしてな・・・」
と、今にも死にそうな言葉を発します。
おばあちゃんの気持ち的には、
「もう、高齢でお迎えが近いので、入院している。」
そんな感じなんです。
熱が下がって、痰もきれて、むくみもとれましたが、
気持ち的に「老い」に任せてしまっているので
自分で動くことも
ご飯を食べることもいやになっています。
認知症と、言語障害も急速に進んで
「トコトコトコトコケロケロコケにゃなわ?」
みたいな感じです。
ちなみにこのときは、
「あんた、めがねになったのか?」
と言っていたようです。笑
まもなく退院なのでひとまず安心。
病気で身体が辛いと
治す気力
生きる気力を奪うということ。
認知症の治療は難しいってこういうことか・・・
ということを目の当たりにしました。