祖母の家の片付けは、祖母の人生をなぞるような時間だった
こんばんは。
介護中でも“わたしを生きる”女性のためのカウンセリングルーム 季の実 庄司です。
およそ３週間ぶりのブログになってしまいました（汗）
実は、この３週間、うんと悩んでいました。
いや、悩んではいないか・・・考えていたんです！
わたしにできることは、なんだろう？と。
きっかけは大掃除。
大掃除といっても自宅ではなく、祖母の家。
大掃除よりも、むしろ大片付け。
祖母は、施設にお世話になるようになってから
記憶も少女時代に戻り
実家が自宅だと思うようになっていました。
（結婚後に暮らした家の記憶はない）
それに加えて、この数ヶ月
植物状態になり、自宅に戻れる見込みがなくなったこと
２年間空き家になっていた、祖母の自宅が傷んできたこと
そんな理由から、わたし、祖母の家に住まわせてもらうことになったんです。
認知症になってからも
ぎりぎりまでがんばって、がんばって、一人で生活してきた家。
その片付けをしていると
若かりし頃の祖母
祖父との夫婦の関係
親子関係
一人になってからの孤独感
認知症で、記憶が消えていくことに
必死で抗っていた様子
知らなかった祖母がたくさん現れました。
と同時に、母と祖母の親子関係の難しさの
根っこが露わになってきたんです。
母と一緒に
祖母の人生や
祖母と母の関係性を
一つひとつなぞるような時間を過ごし
やっぱりわたしは無力だなぁ
なにができるのだろう
という問いの中を
グルグルぐるぐる・・・
で、やっと、一つの答えが出ました。
母の
「それでも、おばあちゃんが生きているうちに知ることができて良かった。
優しい言葉をかけることができる」
という一言が聞けたから。
やっぱりわたしは
【命を終う】って、
ものすごく大変で
ものすごく尊い
さいごの大仕事だと思うのです。
その、本当に貴重な時間に
どう過ごすか
どう過ごせるか。
それって、その瞬間だけの話ではなくて
生きている事の積み重ねの
その先にあること。
生きている事って
見る角度によって
全然違う意味をもつからおもしろい。
今月は
そんなエピソードを交えながらのブログにしていきます♩
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家族のことでも
お仕事でも
介護をしていたり
誰かを支える、サポートしている時には
自己肯定感を持てていることが大切
自己肯定感って、自分の存在そのものを信頼しているということ
大変な時には、自分を信頼する、自分を肯定するって
難しくなるけど
自分の事を大切にできていると
自分も、まわりも心が軽くなります
自分の存在そのものを信頼する
自分の存在を肯定する
そんな簡単にはできないよー
というときには、カウンセリングを利用してみてくださいね
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おおむねこんな感じで更新予定です(^^)
